中国訪問記(品質を保持しつつ輸出競争力を取り戻す)2011年2月14日

今回は、喫茶店でのティッシュの話です。上海の代表的な喫茶店である「上島珈琲」での話です。

中国・上海では、喫茶店に入店しウエイトレスに誘導され着席しますと夏ならレモンが一片浮かべてある水か冬ならレモンが一片浮かんでいるお湯がまずテーブルに置かれます。

その際、ティッシュも共にテーブルに置かれることがよくあります。

実はこのテーブルに置かれたティッシュは、有料です。

6月は、蘇州と杭州、7月は無錫と杭州に行きました。7月の無錫は一人で往復しました。

もし、いらないのであれば、即座に「不要」(中国語ではブヨウ)と申告しないと1人民元後から請求されます。(確認したことはありませんが、ウエイトレスの収入になると聞いたことがあります。)

また、ティッシュの質はあまりよくありませんが、通常喫茶店ではお手ふきがないので、外国人はお手ふきがわりに使用することもよく見かける光景です。私も、食事をするときは使用します。

当面、外注で凌いだらどうですかと話をまとめ、ついでに持ち帰りで処理できるものはないでしょうか?と質問した。

今回は紙質について考えてみます。

上島珈琲→一番紙の質が良くないです。
両岸珈琲→上島珈琲よりは多少ましですがあまり良くないです。
唯尚珈琲→概ね上島珈琲と同様です。
新島珈琲→一番紙の質がいいです。日本のみずほ銀行が支店窓口で配布しているティッシュ程度の品質です。

日本の場合概ね紙の質は同じですが、(サラ金のティッシュは多少紙質は 劣りますが)やはり、中国で購入するティッシュはどこで購入しても紙の質はあまり良くないです。

上海に駐在していた時は10箱程度を日本から運んでいました。やはり工業製品の品質は正直な所、日本の製品より品質は劣ります。

1時期、粉ミルクやトイレットペーパー、紙おむつ等日本の製品が受け入れられた理由がよく分かります。(今も受け入れられていますが)

日本の製品品質が非常に高いことが、喫茶店のティッシュの比較でもよく理解できます。ただ、日本の製品はやはり高価です。

日本国内は、デフレーションで物の値段がどんどん値下がりしているのに、なぜ、海外で売れないのかをよく考えたいと思います。

この間、聞いた話では、アメリカで一番売れている外国のテレビは、韓国のサムスン製だそうです。

日本も海外で物を販売する場合、その国で売れるものを売れる値段で製造し、売ればよいと思うのですが、皆さんはどのようにお考えでしょうか?

中国でも、ソニーのテレビは非常に画質も良く長時間の視聴にも耐えられると評判ですが、家電量販店に行きますとやはり一番売れているテレビは、韓国のサムスン製で2番目に売れているテレビは、中国・青島にあるハイアールのテレビです。

多分、購入時に何を重視するかと考えた場合、現在の中国では、価格だと思います。

価格と品質を天秤にかけて決定する光景をよく見かけます。

このままですと、テレビ等情報家電製品は韓国のメーカーに負け続けてしまうと思っています。

しかし、韓国は、輸出が増加すればするほど貿易赤字が増え続けることになります。(韓国で輸出競争力がある製品は、使用されている部品等が日本からの輸出によるものであるからです。)

日本もこの辺で、品質を保持しながら輸出競争力を取り戻さないといけないのではないかと思った次第です。

毎回このメルマガ寄稿をお読みいただいている皆様、内容に万が一疑問や誤って いる個所を見つけたら遠慮なくご指摘いただきますようお願いいたします。

多分に私の個人的な意見で構成していますので。


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